スポンサーサイト

  • 2019.08.02 Friday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • -
  • -
  • -
  • スポンサードリンク

南仏プロバンスのスター・ロゼを、夏のテラスで・・・いかがです?

  • 2019.08.02 Friday
  • 17:35

 

77年にミラヴァルのお城 (実は大きな農家、 « バスティド »です) は、バッハをジャズで演奏してヒットした、トリオ・プレイ・バッハのピアニスト、ジャック・ルーシエに買われて、その後数々のヒットアルバムを録音するスタジオとしても大活躍しました。

 

音楽ファンなら皆知っている、ピンク・フロイドの『ザ・ウォール』、キュアーの『キス・ミー、キス・ミー、キス・ミー』、ワム !  、シャーデー、スティングなどがここで録音したというので、もうレジェンドと呼んで良いですね。

 

 

その後アメリカの実業家の所有となっていましたが、2011年になって、しばしばここを訪れていたブラッド・ピットとアンジェリナ・ジョリーが、ワイン畑600haとともに購入。ワイン製造については、シャトー・ヌフ・ドゥ・パップという美味しい赤ワイン (シャトー・ボーカステル) やを産出するぺラン・ファミリーと協同経営してます。

 

 

ミラヴァルのお城がある南仏プロヴァンス地方ヴァール県のコランスの村では、自らワインのオーガニック栽培をする方が村長になってから、学校の給食に地元のオーガニック食材が使われるほど。いまでは村の農地の95パーセントがオーガニックな、『フランス一のオーガニック村』だそうです。ワイナリーのオーナーになったブラッド・ピットとアンジェリナ・ジョリーも、ワイン醸造家ぺラン・ファミリーと一緒に、オーガニック AOCプロヴァンスを作りだしました。

 

ミラヴァル・ワインのサイトによると、粘土質と石灰質が混じる水はけの良い土壌がテラス状になった畑に、サンソー、グルナッシュ、シラー、ロールというセパージュのぶどうが植えられており、標高 350mという昼と夜の寒暖差が激しい地中海沿岸気候で、育つのだそう。

 

午前中に収穫されたぶどうは、果実選定された後果汁を出しやすいように傷をつけたあと、サンソー、グルナッシュ、ロールは直接圧搾されます。シラーは、いわゆる血抜き法(醸してから果汁を抜く)がされます。果汁がアルコール発酵がされたら、イノックスの樽で醸造され、最後5%に当たる時期のみ木の樽に移し変えて、攪拌 (バトナージュ)されつつ、ワインの完成を待つ・・・という生産過程。

 

ミラヴァル・ロゼは、薄いオレンジかかったロゼ色のローブ(ワインの色は、ドレス=ローブと呼びます) で、木陰のテラスで飲みたい涼しげなトーン。オレンジかかったパステル調で、桜のイメージもあります。フレッシュで、フルーティー。深みのある酸味とミネラルが程よく混じって、喉越しもスッキリ。かと言って、余韻も程よい長さで、エレガントな印象を残します。

 

彼らのミラヴァル・ロゼが市場に初めて出たのは2012年。

 

ワイン専門誌『ワイン・スペクター』に『今年美味しい100本』に選ばれるなど、高い評価がされた後に、2013年春出荷予定していた6000本が、五時間で完売した記録?があると聞きます。ブラッド・ピットはハリウッドの映画界やカンヌの映画祭でミラヴァルもテーブルに登場させ、セレブへのプロモートも念入りにしたという話です。

 

人気は沸騰し、2019年、エコロジーの財団が主催したチャリティー・オークションでは、ミラヴァルのマグナム (通常の二倍、1500mlの瓶) が、プロヴァンスのロゼワインでは破格の、2600ユーロで売れたこともニュースになりました。

 

畑は現在1000haほどになり、ミラヴァルの他に、STUDIO BY MIRAVAL 、マグナムだけのMUSE DE MIRAVALも作ってると聞いて、こちらの飲んでみたくなりました。間違いなく、将来も、ますます楽しみなワイナリーです。

 

 

地中海を望んだテラスで、ぜひ飲んでみたいですね。

ちなみに、日本でも買えますよ。セレブな気分で乾杯してください。

 

 

 

 

 

 

 

JUGEMテーマ:ワイン

JUGEMテーマ:海外セレブについて

JUGEMテーマ:夏だ!

JUGEMテーマ:ヨーロッパ

ホット・チョコレートを、一杯。

  • 2014.02.13 Thursday
  • 04:21
14日は、聖ヴァレンタインですね。
昔は、義理チョコも大変な出費でしたー。
今は、「あんなことも、こんなことも、そーいえば、あったよな〜」と、
沢山のヴァレンタイン・デーを思い出す日になっていますけど・・・。

さて、
ご存知のように、チョコレートの原料はカカオです。

産地の南米(特にアステカ文明)で紀元前二千年頃から16世紀頃まで、貴重な嗜好品、強壮剤、薬として飲まれていたんですって。その後、コロンブスがカカオをスペインに持ち帰り、チョコレートがヨーロッパに入ってきて、
スペインのお姫様がフランス国王に嫁いだ17世紀頃から、王室や貴族の間で、
チョコレートが広まったようです。が、
この頃はまだ「チョコレート=飲みもの」だったとのこと。

機会があれば、各地のチョコレート博物館に行ってください。
この頃のチョコレートを飲む陶器の美しいポットなど専門道具が、必ず展示されています。
きっと、準備があって”それ用に教育された”召使(後のショコラティエ)が美味しいホットチョコレートを作り、
お茶会のような感じだったでしょうね。

・・・去年再訪した”ショコラティエの都”ブリュッセル・・・

ガレー、メリー、ノイハウス、ゴディバ、コルネ(写真下)など、王室御用達の老舗が
グランプラスの付近と、近所のギャラリー・サンユベールという、ガラス天井の美しいアーケードの中に並んでいます。
(マカロンなども美味しいピエール・マルコリーニと、ティーサロンもある老舗ヴィタメールは、グラン・サブロン広場にあります。




老舗でも、”一杯のホットチョコレートを作る”スプーン付きホットチョコレートの素?がありました。

ノイハウスでは、こんな感じ ↓ で売ってます。
一杯分のホット・チョコレート用チョコレートが、スティックの先についていて、
カップに入れたら、そのまま熱いお湯やミルクを注いでかき回しながら溶かしていけるようになっています。


オランダとドイツにお店がある、チョコレート・カンパニーというお店では、このスプーン付きホットチョコレートの種類がすごく沢山あって、
自分の好きなフレーバーを探すのも大変そう。

このタイプの良いところは、お湯に溶かすのか、ミルク?%に溶かすのか、コーヒーに溶かすのか、・・・など
カクテルのように自分のレシピを一杯分楽しめるところ。

パリのホットチョコレートで有名なアンジェリーナや有名ショコラティエで瓶に入って売っている
リキッドのホットチョコレートや、ホットチョコレート用フェーブもいいけど、
オフィスとかで、自販機の美味しくないコーヒーに、
スプーン付きチョコをひとつ、密かに溶かしてつつ、”自分だけの幸せ”に浸るのも良いかも。

体もあたたまるホット・ホットチョコレート、是非、お試しあれ!!






JUGEMテーマ:ヨーロッパ

”奇岩城”のあるエトルタとル・アーブルで”ウィーク・エンド”、してきました。

  • 2013.03.07 Thursday
  • 02:23
まず、なぜ「”ウィーク・エンド”をする」と書いたか、というと、

 私たちは二人ともフリーランスなので、「週末には出かける」という通常のフランス人のような観念が無いのですが(しかも、道路が混む週末は避けて、でかけたりします)


2月中はニュースになるほど、フランス全体に曇天が続き、太陽光線不足!

二人とも「あー!どこかへ行きたい〜!!」と、おでかけ願望が高まっていたのでした。

そこで、「 人並みに”ウィーク・エンド”に出かけよう! 」 ということになり、約10年ぶりにエトルタに滞在することにしました。

 

エトルタは、ノルマンディの北、アルバートル(英語でアラバスター Alabaster)海岸にある断崖の奇景が有名な元漁村。

英仏海峡に面した漁村では、マリー=アントワネット王妃のために作られた牡蠣の養殖場があったのですが、

1895 年に鉄道がひかれてからは「海辺のリゾート地」へと変貌した町です。


オンフルール出身の印象派の先駆者ウージェーヌ・ブーダン・ブーダン、写実派のギュスターヴ・クールベ、風景画のカミーユ・コローなどが何度も滞在を繰り返し、

エトルタの風景画を残しているので、美術館でご覧になられた方も多いとおもいます。

ル・アーブル出身のクロード・モネもエトルタをお気に入りの場所とし、1868年、1869年および1883年から1887年の間に沢山の作品を残しています。

 

画家だけでなく文豪も、こぞって訪れた町で、

ギ・ドゥ・モーパッサンが、青春時代を過ごし心の拠り所として通った町、

パリのキャバレーで、フレンチカンカンのバックにも流れる「あの」オペレッタも書いた作曲家、ジャック・オッフェンバックもここに住み、作品を生んだのだそう。

 

作家モーリス・ルブランは、20年以上エトルタに住み、怪盗紳士・アルセーヌ・ルパンが活躍する小説のほとんどがここで書かれのだそうです。

(邸宅は現在 アルセーヌ・ルパン館 Clos Arsène Lupin として公開されています)

 

さて、

そんなエトルタの楽しみ方は、まず、五感を刺激しつつ、奇景を愛でる散歩。

(この写真はアンティック風にしてみました。)









海に向かって右手のアモンの断崖と、左手のアヴァルの断崖(写真 上)、

その向こうに見えるエトルタの針、エギーユ(l'Aiguille)と呼ばれる高さ51mの岩を、

海岸から見たり、それぞれの断崖の上へ昇って眺めたり、小舟をだして海から眺めたり、潜って眺めたり・・・といったところですね。

 

私が好きなのは、砂利の海岸で波の音を聞くこと。

河原のように丸い石の海岸なので、波の音が他の砂浜とは全然違うのです。

 

海の色も、他とは違うんです。

ちょっと水彩の白を混ぜたように、乳白がかった青色をしています。

これは、断崖の石灰質が水に溶け流れてできる色なのだそうです。

 夏なら、海岸の散歩道一杯に広がるテラスで牡蠣を頬張ることもできます。(まだ、寒いのでレストランも少ししか開いてませんでした!)

 

その後は、

アモンの断崖からアヴァルの断崖とエギーユが重なって見える風景を眺める事。

 このアモンの断崖頂上の教会は、戦後、建てなおされたノートル・ダム・ドゥ・ラ・ガルド礼拝堂。

この日も開いていませんでしたが、場所柄、航海の無事を感謝する授け物エクス ヴォトEx votoがあるのでは、と予想できます。

屋根から突き出るここの雨樋”ガーゴイル”は、なんだか可愛い魚の怪獣のようです。


駐車場に空を突き刺すようなモニュメントがありますが、これは1927年、リンドバーグが大西洋横断飛行に成功した、ほんの二週間ほど前に、

ここから大西洋横断のため離陸し、消息を絶ったフランス人飛行士のナンジュセールとコリの記念碑。

小さな博物館もたっています。


そして、海岸添いの散歩道に小さなカジノが・・・。

私は、ギャンブラーでは無いですが、スロットマシンでは、(今までの経験上)ほとんど勝ってでてくるので、今回も強気に!予算を決めて、入ってみましたが、

      ・・・負けちゃいました・・・。

 

町の中心にある一番有名なホテル・レストランは、”ラ・サラマンドル”。

14世紀にリジュー(ノルマンディの内陸にある町)に建った館をここに移されたもの。

音楽を奏でる動物や人、怪物?など、楽しい彫刻が、これでもか!というほど

施してあるので、外から眺めるだけでも、ぜったいに価値のある建物です。

 

この日、満室だったので私たちは隣のホテルでしたが、一度泊まってみたいホテルです。

ちなみに、地上階のレストラン&バーだけの利用もオーケーです。

 

ラ・サラマンドルから振り向いたところには、尖った鐘楼(外には時計あり)のある旧市場(Vieux Marché)という1926年築の大きな木造建物があり、

太い木の梁で支えられた内部に、土産店が軒を連ねてます。



 

アルセーヌ・ルパンのファンなら、アルセーヌ・ルパン館 Clos Arsène Lupinも、マストです。

作家の書斎も含んだ邸宅の内部を、7つのエピソードに分けてあり、奇岩城の謎ときに迫る、という設定。

オーディオガイドと、センサーがシンクロしてますので、後戻りできません。ご注意を。

 

次の日、

約30KM離れたル・アーブルの友人に会いにいきました。

 

予想もしなかった素敵なクラシック・カーでお迎えしてくれて大感激〜!

サルムソンSalmson )という車で、赤い布貼りの内部は、前の扉と後ろの扉を開けて観音開きにできるようになっていて、

ゴージャスなソワレのドレスで、ふんわり車から降りる女性が似合いそうなデザインでした。


天気が良い日に街を散歩できる”現役”の車ですが、スターターに、若干「お年」が現れてきた様子で、

スタートするときだけ、エンジンルーム内の操作が必要でしたけど、

ゆっくり目に注目を浴びながらのシティ・クルーズ、感激でした!


そして、

ランチ後は「ちょっと海風にあたろう」と、フィッシングボート(多分)に乗せてくれました。


 


しかし!  はっきり言って、寒ーい !!!(この日気温は5度だったかしら・・・)

 

しかも、ヨットハーバーからル・アーブル港に出た途端、グィーンと速度を上げると、ばんばん叩きつけるような感じで進むんですよ・・・。

後ろのシートに座ってた私は、海に放り出されないように椅子にしがみつくのに必死!!

「やっぱり、ちょっと寒いね」と、ヨットハーバーに引き返してくれたときは、ほっとしました。

 

この後友人は、「おれ、ここが好きなんだ」という礼拝堂、

Chapelle Notre-Dame-des-Flots ノートル・ダム・デ・フロ に連れていってくれました。

19世紀に建てられたものの、歴史は14世紀に遡るそう。

小さな礼拝堂の中、一部に残る古いフレスコ画と、ステンドグラスからのカラフルな採光に囲まれて、

マリア像も、なんだか嬉しそうです。

ところ狭しとエックス・ヴォトとして文字が刻まれた石が壁に使われていたり、小物や船の模型、絵などがお供えしてあり「港町に来た」印象を深くしてくれます。

なんだか、温かい気持ちになれる素敵な礼拝堂でした。


 

ありがとう、Oさん。お陰で、サプライズ一杯のウィーク・エンドになりました!


おまけ=

エトルタのレストランで、

「有機農作のシードルとカルバドスの、ムール貝」に

トライしてみましたが、・・・ うーん・・・

 ”改良点、多し”、でした。

 

 

 

 

 

 









JUGEMテーマ:ヨーロッパ
 

パリ/ギャラリー・ラファイエットでは100歳を迎えるクーポールの下、”世紀のノエル"が、始まりました。

  • 2012.11.13 Tuesday
  • 02:57




皆様にご無沙汰しているうちに、街はクリスマス色になってきました。
オペラ座の裏に君臨する老舗/ギャラリー・ラファイエット百貨店、
パリ・オスマン本店では、
シンボルのクーポール(丸天井)が今年で100歳を迎えるとのこと。

このアールヌーヴォー様式の美しいクーポールの下、2012年のテーマは 

    ”世紀のノエル(クリスマス)”なのだそうです。

圧巻なスワロフスキーのクリスマス・ツリー、色が静かに変化し続けていますが、
もう、★☆★☆  キラキラ度が200% です。★☆★☆

★☆★☆   ★☆★☆   ★☆★☆   ★☆★☆ 

これはスワロフスキーが手掛けるパリ初のクリスマス・ツリーで、1895年のギャラリー・ラファイエット創業以来、最高の高さを誇る21メートル。
120個のブリリアンカットのオーナメントに飾られたツリーとそれを支える
5000個のスワロフスキー・ファセット・クリスタルの星がちりばめられた直径9メートルのツリーは、一回見ておく=写真撮っておく価値あり、ですよ。

「クーポール」にインスピレーションを得た100周年記念オリジナルアイテムや、ギャラリー・ラファイエット百貨店が1930年代に使用していたモノグラムを復刻デザインしたアクセサリーなども、このノエルの限定商品。
ユニークなクリスマスのギフトが探せそうです。


100周年を記念スペシャル・コラボレーションとして、ウィンドー・ディスプレイにはルイ・ヴィトンによる”世紀の舞踏会”が。
クーポールからヒントを得た、多彩なゴールドの幾何学模様‥‥地球の各大陸を象徴した動物たちとがオーケストラに合わせたバレエを踊り出し・・・ 、ルイ・ヴィトンの158年の歴史を語るヴィンテージの旅行鞄や革製品なども展示されるようです。

子供たちが張り付いてしまうプリンセス・ディズニーによる魔法のショーウィンドーも、
もうすぐ出来上がる様子でした。

ほかに2012年10月17日〜2013年1月26日開催の
「1912年‐2012年:ギャラリー・ラファイエット百貨店のクーポール クリエイティブな年代史」とうたった
建築家レム・コールハース氏が率いる建築事務所OMAによる「クーポール」にオマージュを捧げた展覧会も開催中です。

JUGEMテーマ:ヨーロッパ

今年は異常に早い!! ノルマンディでは桜が開花しています。

  • 2012.04.06 Friday
  • 18:59
みなさまのご近所では、いかがですか?
今年の春・・・

ノルマンディの弊宅の庭では、早くも桜が開花しはじめました。
しかも、葉も同時に出てきています。
例年は、日本の桜前線が北上してから、「まだかな、家のは・・・」と、待っててから、
ボチボチと、咲き始めるのに・・・。

今年は1月に20度近い気温が続いたあとに、
マイナス20度近くになったり、と樹木にもショッキングな冬が過ぎていきましたので、

春はどんなだろうと思っていましたが、桜がこんなに早く咲くとは・・・。

うれしいやら、怖いやら・・・。
世界中で異常気象ですもの、ね。

しかし、
天気が良く気温があがる日は庭に出るのが楽しみでなりません。
毎日、
少しづつ開花を増やしていく桜を愛でては、
日本の桜並木の下で飲んで騒いだ花見など思い出します。








最後の写真は、洋梨の花。
これも例年よりかなり早い開花なんですよ。

まもなく気温もあがって、ミツバチが働いて、
沢山実がなりますように!!


JUGEMテーマ:ヨーロッパ

この春、来パリなら必見!オルセー美術館「DOGAS ET LE NU ドガと裸体」展(7月1日まで)

  • 2012.03.27 Tuesday
  • 00:05



オルセー美術館で、「DOGAS ET LE NU ドガと裸体」展(7月1日まで開催)が始まったので行って来ました。

彼はパリ生まれ。法学部に進学しましたが、ルーブルで模写の許可をもらう画学生でもあり、後にボサール(国立美術学校)に進学しました。

彼の「アカデミックな」デッサンは、初めて見ました。
私もルーブル美で何度も描いたミケランジェロなどなど、
当時、ヴィラ・メディシスの夜間コースでも、こんな感じで描いていたのでしょうね。

その後、マネ、ルノアール、ピサロ、セザンヌなどと交流し、
1874年の第一会印象派展に「舞台のバレエ稽古」で参加します。

これは、後に ”印象派の発祥” となったモネの「日の出」が発表された展示会で、
パリのオペラ・ガルニエとマドレーヌ寺院の間にあった(建物は残ってますよ)
写真家ナダールのアトリエで開催されています。

フィラデルフィア美術館蔵の、彼の最も特異で、謎めいた作品とされる『室内(強姦)』も
鑑賞できました。
女と男がオイル・ランプで灯された室内に描かれ、見る人の想像力をかき立てます。

これら大作を描くときに何度も何度も描いた裸婦と、彼と影響し合った画家の作品などが、
今回の展示会で鑑賞できます。

ナダールやボナールの写真のような裸婦が体をあらっている様子や、室内で休んでいる様子は、娼婦の日常を生き生きと語る描写です。
パステル、彫刻、デッサンのほか、MONOTYPEモノタイプという一回刷りの版画にした作品などは、モノクロ写真のような影の奥行きが大変印象的でした。

ねじれた体、腕を上げた時の肩甲骨のくぼみ、洗い髪を拭ううなじ、髪をすくうなじ・・・
女性のうなじにドキドキした彼の体温が伝わってきそうです。

踊り子シリーズにも見られますが、室内の独特なライティングが女を照らし、
閉じ込められた空気をも描いたドガ。
絵を見る人を娼婦のプライベート空間へ引きずり込むパワーがありました。

彫刻もありましたが、今回の展示会では、絵画やデッサン、版画を楽しんで欲しいです。

---   フラッシュ無しでも、撮影禁止だそうです。


ちなみに
これから行こうという方へ・・・

オルセー美術館はご存知のようにパリでも一二を争う人気スポットですので、
この日も午前中でしたが長蛇の列でした。
入場券は前もって購入しておくか、パス・ミュゼなどを持って出かける事をおすすめします。


***各種メディア用コンテンツ制作、取材コーディネイト承ります***













JUGEMテーマ:ヨーロッパ

秋はスイーツを、パリのダロワイヨのサロン・ド・テにて。

  • 2011.10.23 Sunday
  • 00:14
      ショコラかな 季節のスイーツ  秋深し

パリでサロン・ド・ドショコラが開催されるのも、個人的にも、よーくわかります。
なぜか、秋に食べたくなるがショコラ =チョコレート(菓子)では、ないですか?

前回の記事でご紹介したグラン・パレでのステイン・コレクション鑑賞の後、パリのフォーブール・サント・ノーレ通り(グッチやエルメスのある反対側端っこに近いです)にある、
ダロワイヨのサロン・ド・テに、スイーツの大好きな友人と行ってきました。



ダロワイヨは日本のデパートの中でも買える有名菓子屋ですが、ここのお店の場合、
スモークサーモンや美味しそうなサラダなどなど、高級総菜のテイクアウト用が、まずガラスケースの中に並んでます。
そして地上階スペース一杯に、テイクアウト用のスイーツ、ジャム、美しいフルーツのコンフィ(砂糖漬け)、そして沢山の粒型のショコラ(ボンボンと呼ばれます)が、並んで誘惑してくれます。

サロン・ド・テはこの売り場の二階にあります。

階段をあがってすぐシャイヨーが。スイーツを展示するショーケースのワゴンで、頼めば席まで見せに来てくれるものです。


ここのパティシエであるヤン・ブリス氏は、今年、M.O.F.=

Meilleurs Ouvriers de Franceというフランスの最高職人賞を受賞した方で、300年の歴史のある老舗に箔が着きました。

さて、ここでやはり頂たいのが、本家の「オペラ」。

今では、どのお店にもありますが、「オペラ」を初めて作ったのがダロワイヨの職人だったそう。1955年以来の大ヒット作。
その頃はお菓子といえばクリームが乗っかっていたり、高さのあるものが多かった時代に、この「オペラの舞台のように平たい」菓子が誕生したのだそうです。

コーヒー・シロップに浸したビスキュイジョコンダ(アーモンド入りとカフェ味)とコーヒーのバタークリーム、そして、
ベネズエ産のカカオ70%のブラック・チョコレートのガナッシュ。
このハーモニーをお口に運ぶため、フォークを縦に入れ、少しづつ崩しながら戴くのです。

「2011年秋」発売の、マカロンはこれらです。


このタイプのミニ・マカロンも、今は沢山のお店で作っていますが、ダロワイヨのマカロンは、添加剤を入れないナチュラルなカラーで、派手な「グラマラス」感はありませんが、
好感が持てます。
定番が11種類に加えて、春夏秋冬に各2種類づつ「旬のマカロン」が店頭に並びす。この2011年秋は、バイアノ・ショコラ味(左)とポワールとカシス味(右)という事なので、こちらも味見・・・。
ブラジル産バイアノ・ショコラの少し焦げた感じの後味が、特徴。洋梨=ポワールとカシスも、私好み。こちらはいくつでも続けて行けそう( !! )な味です。

そして、家で彼と食べるために、ミニマカロンが4つ入った可愛い
「イート・バッグ EAT BAG」を持ち帰りました。

故レイモン・ペイネのイラストが私には懐かしいー!!
子供の頃、キリン・レモン(でしたよね?)のプレミアムで、ペイネのイラスト入りゴブレットが出回った時期がありお気に入りでした。家の沢山あったんですが、ン十年も昔の話ですので、もう残ってないと思います。

このレイモン・ペイネのイラストが着いた「イート・バッグ」は今年の限定版で、
2011年の年末までの発売予定。

ファンの方は急いで買ってくださいね。

では、みなさんもそれぞれの秋の味、それぞれのショコラを召し上がってください。




JUGEMテーマ:ヨーロッパ

9月の末(インディアン)サマーを、フルーリー海岸で過ごしてきました。

  • 2011.10.06 Thursday
  • 22:46

おひさしぶりです。
このブログ、本当に筆無精で申し訳ないです。
短いつぶやきのツィッターは、ポチポチッと細々と続けてますが、
なかなか写真のアップに時間のかかるブログは「落ち着いた時間」が取れないと、
なかなか書けなくて・・・。

さてさて


「皆が待ってた夏」が、9月のおわりに(  ようやく ) やってきたフランス。
           私たちは、
丁度値段が下がったこの頃、ノルマンディのフルーリー海岸にあるウルガットで、
バカンス用短期貸しストゥディオ借り、約1週間弊宅とは違う時間の流れを
楽しんできました。

ちなみに、フルーリー海岸と呼ばれるのは、セーヌ川が海に到達する
西側のノルマンディ地方海岸添い、オンフルールからカブールのあたりまで。
19世紀、ドーヴィル・トゥルーヴィルまで鉄道がひかれて以来、
パリから一番近い海岸避暑地として社交の場となった地域です。

華やかな歴史を忍ばせる瀟洒なヴィラが海岸にならび、
各街には海の幸とナイスヴューを売り物にするレストランやカジノがあります。

私たちの借りた、バカンス用短期貸しストゥディオには、
小さなキッチン、日常に必要な食器、電気機器もひととおり整っており(消耗品とシーツ、タオルは持参)、滞在の後掃除も自分することになりますが、
朝のコーヒー、食事が作れることを考えると、
ホテルに滞在するより喜楽で、経済的にバカンスを過ごせるので、
フランスでは大変ポピュラーな滞在施設です。(愛犬もいますし、ね。)

今回はゴルフ場を眺めるロケーション。

何度か滞在しているこの街から、
私たちのお気に入りフルーリー海岸をドライブ+散歩したりしました。



みなさんも行った事がおありでしょうか?
印象派の画家も何度も描いたオンフルールの旧港です。
何度行っても絵になる風景に、やっぱりシャッターを押してしまいます。


これが、オンフルール名物の、グリーズ(灰色)エビと呼ばれるもの。
小さくて味が濃いんです。
ほとんどのレストランで、トーストが添えられてきますので、
軽く殻を剥いて数匹並べてオープンサンド風にかじるのが王道。

ノルマンディ地方のカマンベールチーズをあげてサラダにのせた前菜もなかなかでした。


今回初めて訪れた、小さな町ヴィレーヴィル。
道路から見えるよう、建物の壁に大きなポスターが展示されていて、車を止めてみました。



1961年アンリ・ヴェルノイユ監督の、「冬の猿 un singe en Hiver」は、この町で撮影されたので、その記念でした。JPベルモンドとジャン・ギャバンの競演で、秀作ですよ。

坂を降りていったら、キャバレーホテルもレストランとして存在していました。


売り手を探しているとのことでした。
小さいながら整備された町は、
さながら「小オンフルール」って雰囲気で、
アトリエやカフェも一件づつある感じ。

冬は寂しそうだけど、
映画の世界に浸りたいなら冬に是非、訪れてください。

そして、火災が続き何年も工事中だった、
トゥルーヴィルの魚市場がやっとオープンしたので、寄りました。




ずらっと並ぶ魚屋の中、
数件が「ディギュスタシオン」と称して、
生牡蠣と白ワイン一杯のセットを提供してましたので、
お腹いっぱいなのに、やっぱり、食べてしまいました。
まだ
牡蠣のシーズンはじめなので、2番というかなり大きなものしかなかったですが、
味は良かったです。


ウルガットのカジノのラウンジから夕日を眺めながらシャンパンも、
美味しかったです。
こんな夕日の前では、何でも美味しいですよね・・・。

みなさんの夏はいかがだったでしょうか?














JUGEMテーマ:ヨーロッパ
 

アルゼンチン料理、ほうれん草とゆで卵のトルタ・パスカリナLa Torta pascualinaに挑戦しました。

  • 2011.02.11 Friday
  • 02:21

”ほうれん草とゆで卵のタルト”と題名に書きましたが、
実は、espinaca de china(中国ほうれん草)と呼ばれるアセルガを使います。ミニほうれん草のようなもので、カロチンが豊富な緑色野菜です。

スペイン産が安く袋入りで購入できたので、彼の懐かしい味、La Torta pascualinaに挑戦することになりました。

このサイトを参考にさせていただきました。Merci pour la recette .
 http://gourmandiane.canalblog.com/archives/2006/04/17/1714655.html


ステップ・バイ・ステップで写真はとりませんでしたが、
出来上がりはイイ感じに!

1-ほうれん草は塩を入れた水でゆでて、水からあげておく。

2-ゆで卵をつくる。(私は直径28cmに、4つ入れることにしました)

3-冷凍庫にあったセップ茸をマッシュルームの代わりに(いいでしょー?!)フライパンでいため始めます。ここでエシャロットとかも。もちろん、ここで塩&こしょう。

4-オーブンをあたためながら、パイ皿にパイ生地を用意。(いつもフォークで少し穴をあけて、オーブンに入れてしまいます。具をのせる前に、すこし熱が加わる感じです。)

5-ほうれん草の水けを手でしぼって、まな板の上でざくざくと切る。

6-炒めたものに液状クリーム(私は一箱200ml入れちゃった)と、5を足してフライパンの中でまぜます。ここまでで火からおろす。

7-ゆで卵の殻をむいて、縦半分に切る。

8-パイ生地に6をのせて、均等にしつつ7のゆで卵を切り口を上に、埋める感じで均等に並べ、チーズ(今日はグイエール。シェーブルでも会いそう!)をぱらぱらとまんべんなくちらし、もう一枚のパイ生地で覆います。

9-表面に卵黄を塗って、レシピより高温で、約35分焼きました。(弊宅のオーブンの2段階で。多分かなり高温で200度以上あるかもしれません。レシピには180度で約40分、と書いてあります。)





切るとこんな風にゆで卵の断面が美しいのです。おいしくできました♡!

日本のほうれん草でも十分、おいしいものができそうでしょ?
あなたも、いかが?





2010 à 2011 /弊宅の年越し

  • 2011.01.08 Saturday
  • 00:13
ご無沙汰しています/
そして、
謹んで新年のご挨拶をもうしあげます。

今年はウサギ年ですので、
のぼり坂もピョンピョン軽々とこなしたい気分です。

写真は一昨年にアルゼンチンへ行った際、ブエノス・
アイレス動物園で放し飼いになっているパタゴニアうさぎの親子です。
うさぎたちは、人間を恐れることもなく集まって丸くなっていたり、後足を投げ出して寝そべったりしていましたよ。


さて、友人から” フランスの年末年始、どうすごしましたか?” という質問をいただいたので、お話します。

まず、クリスマスはどんな雰囲気か、というと:
12月24日のクリスマス・イヴには遠方からも家族が集まり、ごちそうが一杯のディナーを。
デザートのブッシュ・ド・ノエル(薪の形のケーキ)を食べたあと、深夜のミサ(25日零時)に教会へ向かいます。
(いまでは、少なくなったようですが。テレビ中継もある、ときいています。)
25日の朝、子供たちが起きてくるとクリスマスツリー(こちらではたくさんの家庭が、本物のもみの木を花やで購入し、毎年飾っています。)の麓に
サンタクロースが置いていったプレゼントを見つける、といったシナリオが一般的でしょう。

この日本のお正月を思わせる家族行事の後に訪れる大晦日は、どちらかというと友人同士でパーティーをする日です。

弊宅にも、何年かぶりでスペイン在住の親しい友人カップルが大晦日に会わせて遊びにきてくれました。
定番のフォア・グラをアペリティフのカナッペにしたので、
とってあったソーテルヌを開けることにしました。

ソーテルヌという貴腐ワインはボルドー地方で造られる甘い、高価なワイン。パリ時代からずーっと『いつ、開けようかしら?』と思っていた1971年ものです。
ワインは引っ越しが大嫌いですので、数年前にノルマンディに引っ越したすぐ後は開けるわけにもいかなかったのですが、
今回、友人をもてなす一本になるわ!と即、決心。

まずローブ(色)は、琥珀色!ウィスキー級です!
味は、残念ながら”ピーク”をすぎた、
少し酸味を感じアルコールのねっとりした味わいも少なくなってしまってました。
しかし、一度開けて”あ、もうすこし待ってよう”と、栓をしなおすことができないのがワインですので、しかたないですね。


その後、生牡蠣とシャンパン、約2kgのジゴー・ダニヨー(
骨付き子羊のモモ肉)のローストをスペインの赤ワインといただきました。
市場で買い求めた産地から直接売りのサレール(サレースとも発音するようです)、サンニクテール、そしてノルマンディ特産のカマンベールをプラトー・ドゥ・フロマージュにしましたら、
暖かいスペインで快適に暮らす彼らも、『このチーズの味が、スペインには無いんだよな!』と、大喜びで食べてくれました。

おかげで、デザートが入る場所が無くなってしまい、デザートには手を付けず、サロンに移動して食後酒カルバドスへ、と。
カルバドスはリンゴで造る蒸留酒。アルコール度は40度ほどあり、お腹が一杯でも小さなおちょこ一杯で、胃がスっーとするんです。
昔の人は、料理と料理の間に飲むカルヴァドスを、”ノルマンディ人の穴”と呼びはじめました。

アルコールも一杯入ったころ、新しい年がやってきてしまったので、シャンパンを開けて祝杯。(この時点で既に飲み過ぎッ!)


一年に一度くらい、食べ過ぎ&飲み過ぎしても良いですよね?
みなさん!
今年も皆さんのご健康、ますますのご活躍をお祈りいたします!
















JUGEMテーマ:ヨーロッパ
 

PR

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

Now Tweeting....

ちりも積もれば…世界は平和!

Now running in PARIS !

good to read ?

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 新年おめでとうございます >> 2016年のシチリア旅行のアルバム公開します !
    いそのゆきこ (01/21)
  • スクープ級トラヴェル情報、第二弾 ! 印象派フェスティヴァル開催中のノルマンディーを格安で旅をする方法、教えます。
    Atushi MORI (11/14)
  • スクープ級トラヴェル情報、第二弾 ! 印象派フェスティヴァル開催中のノルマンディーを格安で旅をする方法、教えます。
    From Normandy (11/14)
  • スクープ級トラヴェル情報、第二弾 ! 印象派フェスティヴァル開催中のノルマンディーを格安で旅をする方法、教えます。
    Atushi MORI (11/09)
  • 今年は、良い年になりますように・・・。
    タヌ子 (01/13)
  • "禁じられた遊び"の現行犯
    長男は荷物 (10/24)
  • 庭のクエッチで自家製コンフィチュール(ジャム)作り。
    長男は荷物が多い (08/19)
  • 天国まで連れて行く思い出、公開! =”馬車に乗ってパリを散歩&エッフェル塔の星付きレストラン”の巻。
    新しい竪琴 (04/17)
  • 天国まで連れて行く思い出、公開! =”馬車に乗ってパリを散歩&エッフェル塔の星付きレストラン”の巻。
    長男は荷物が多い (04/17)
  • 天国まで連れて行く思い出、公開! =”馬車に乗ってパリを散歩&エッフェル塔の星付きレストラン”の巻。
    長男は荷物が多い (04/15)

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered by

無料ブログ作成サービス JUGEM